ファルコン植物記(1137)白色の花【ヤエムグラ】
Apr
28
アカネ科ヤエムグラ属の越年草で、史前帰化植物として、日本に広く分布しています。
茎には節があり、不仕事に狭い倒卵状の性質を持つ葉を6~8枚ほど輪生させますので「八重」と付けられ、「葎」は雑草を意味しています。
茎には下向きの棘があり、多の植物に棘をひっかけながら茎を立ち上げていきます。
花は4~6月頃に開花、花径1~2ミリと小さい4弁花で、4個の雄しべがありますが目立ちません。
果実は直径2ミリほど、2分果からなり、分果に1個の種子が入り、表面には鉤状の毛が生え、「ひっつき虫」の性質で衣服などに付いて繁殖を計ります。