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- ファルコン植物記(1703)<キク>(21)【寒水】
3~4センチばかりの花径の小菊ですが、伸びた舌状花は白色で、頭状の部分は淡い黄色の花姿を見せてくれています【寒水(カンスイ)】という品種です。
綴りは同じですが岐阜県郡上市明宝寒水(かのみず)にある白山神社では、300年以上続く伝統的な『寒水の掛踊』があり、国選択無形民俗文化財の指定を受けています。
これはあまり、<キク>とは関係がないようで、品種名の由来とは考えられません。
また<中島みゆき>のアルバムに『寒水魚』(1982年)というのがありますが、これは作者自身が「熱帯魚」をもじった造語で、これも関係なさそうです。
一番すっきりと合いそうなのは園芸関係として、盆栽や植木鉢の表面の仕上げとして用いられる白色の「寒水砂(石)」かな、と考えながら眺めておりました。
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