小学館は、同社発行の漫画誌「ビッグコミックオリジナル」で1973年から連載が続いてきた<ジョージ秋山>さん(74)の代表作『浮浪雲』が、9月20日発売号で終了すると発表しました。全1039話、44年の歴史に幕が下ります。
編集部は「ジョージ秋山さんが「そろそろかな」と言い出して数年。最終的にこのタイミングとなった。描ききったということです」と説明。8月19日発売号掲載の1037話で、登場人物が「どんな物でもいつか終わる」などと終了を示唆するせりふを連発し、最終ページで「あと2話」と告知していました。
「浮浪雲」は、幕末の東海道・品川宿で問屋を営む浮浪雲が活躍する時代劇漫画。自由気ままに振る舞う遊び人の主人公<雲>を軸に、市井の人々の喜怒哀楽を1話読み切りの形で描いた。男女の機微から生きる意味まで、さらりと示される人生訓も好評だった。
1979年に第24回小学館漫画賞を受賞。<渡哲也>さんの主演でテレビドラマ化(1978年4月2日~9月10日)され、アニメ映画にもなった。単行本は現在(2017年5月)までに計110巻を刊行。112巻まで続刊の予定が組まれています。
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Posted at 2017-08-22 04:23
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Posted at 2017-08-22 14:26
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