< 「ベルーガXL」の初号機(画像:エアバス) >
エアバスは、大型輸送機 「ベルーガXL」 の初号機が塗装を終えてロールアウトしたと発表しています。
6月28日、フランスのトゥールーズでエアバスの従業員たちによって選ばれた「ベルーガXL」の塗装が披露されました。その名のごとく、<シロイルカ>のような塗装は、6つの候補のなかから2万人の投票によって決定。約4割の人たちが選んで勝利したのが、にっこり「微笑むシロイルカ」のデザインでした。
「ベルーガXL」は目下、2018年夏に予定されている初フライト前の地上テストが行われています。
同機は、2019年以降のエアバス機の輸送能力強化の必要性が叫ばれ、2014年11月に開発が発表されました。貨物機の「A330-200」のコンポーネントや装備品の多くを再利用しています。初号機は2019年に運用開始の見込みです。
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