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- 「はやぶさ2」(6)の「小型探査ロボット」@小惑星「リュウグウ」(6)
< 小惑星リュウグウの表面を探査する
2台の小型探査ロボットのイメージ(画像:JAXA) >
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は9月21日、小惑星探査機 「はやぶさ2」 が、小惑星 「リュウグウ」 に向けて小型探査ロボット 「ミネルバ2-1」 2台を投下したと発表しています。2台は着地後、「リュウグウ」表面の写真撮影などに挑みます。ジャンプして移動する機能を持ち、成功すれば世界で初めて小惑星上で探査ロボットが移動しながら観測活動をすることになります。
JAXAによりますと、21日午後1時35分、小型探査ロボットが「はやぶさ2」から切り離されたことが確認されました。正式な着地の成否はまだ判明していません。
2台はいずれも円柱に近い形で、直径18センチ、高さ7センチ、重さ約1キロ。ロボットは重力がごく小さい環境での移動技術を実証するため、JAXAが開発した。「リュウグウ」は重力が地球の8万分の1しかなく、車輪を使うと機体が浮いてしまいます。このため、内蔵モーターの回転の勢いでジャンプして移動する独自の仕組みが採用されています。光や温度の状況によって自動でモーターを回転させ、跳ねるように別の場所に移動できます。
同様の小型探査ロボットは、小惑星「イトカワ」を探査した初代「はやぶさ」にも搭載されていましたが、はやぶさ本体が上昇中に切り離されたため、着地できないまま終わっています。
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