今夜は「しぶんぎ座流星群」(2)
Jan
3
気になる3日の夜から4日の明け方の天気ですが、比較的多くの地域で観測には好条件となりそうです。
日本海側では雲が多い夜空となりそうですが、西日本から東日本の太平洋側では澄んだ星空が見られる可能性が高くなっています。
「しぶんぎ座流星群」は、出現する流星数の多さから、8月の 「ペルセウス座流星群」、12月の 「ふたご座流星群」 と共に「3大流星群」の1つとされています。
極大を迎えるのは4日(金)の昼頃のため、4日の夜明け前に最も多くの流れ星が見られる見込みで、街明かりがなく空の開けたところでは、1時間に30個程度の流れ星を期待できそうです。
「しぶんぎ座流星群」のもととなるチリの帯は、地球の公転面と直角に近い角度で交差するため、地球はチリの帯を短時間で抜けてしまいます。
このため、「しぶんぎ座流星群」の活動は、「ふたご座流星群」や「ペルセウス座流星群」など、他の流星群に比べて、活動が活発な期間(流れ星を多く観測できる期間)が短いという特徴があります。