< 「アカナマダ」(画像:魚津水族館) >
富山湾で31年ぶりに深海魚の「アカナマダ(赤波馬駄)」が確認され、魚津水族館(富山県魚津市)において24日まで標本を展示しています。
職員が偶然インスタグラムの投稿から発見、同館で確認するのは2例目といいます。
「アカナマダ」は太平洋側の暖かい海に生息する細長い魚。頭部が前方に突出し、赤いヒレが特徴。浮袋の下方に墨汁嚢(のう)があり、肛門から墨を吐くという特徴を持ちます。
今回の「アカナマダ」は2月17日に氷見沖の船上から小矢部市の男性が水深約100メートルから釣り上げたもので、長さは1メートル35センチ。インスタグラムの投稿に気付いた職員が寄贈を呼び掛けました。
深海魚 「リュウグウノツカイ」 と同様に、海水温の変化が影響しているのでしょうか。
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