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  • <レオナルド・ダビンチ>@「モナバンナ」

<レオナルド・ダビンチ>@「モナバンナ」

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< 左「モナバンナ」     ... < 左「モナバンナ」               右「モナリザ」 >
ルネサンスの巨匠<レオナルド・ダビンチ>の代表作「モナリザ」に酷似している裸婦画について、所蔵するフランスの美術館は4日、ダビンチ本人が手掛けた可能性が濃厚だと明らかにしています。

<ダビンチ>のアトリエで制作されたとされる、セミヌードの女性が描かれた木炭画「モナバンナ」は、パリ北部シャンティイのコンデ美術館に所蔵されています。
 この裸婦画について、<ダビンチ>の最大コレクションを所有する仏ルーブル美術館系列のフランス美術館修復研究センターの専門家チームが、数か月をかけて検証したところ、作品を再評価する必要が生じたといいます。調査は歴史家や科学者も交えて行われました。

調査のかじを取ったコンデ美術館(フランス・シャンティイ)のキュレーター、<マチュー・デルディク>氏はAFP(フランス通信社:Agence France-Presse)に対し、「ダビンチが作品の大部分を描いた可能性が非常に高い」と明かし、「偉大な芸術家が手掛けた、非常に質の高い作品だ」と述べています。

<デルディク>氏によりますと、裸婦画は「油彩画の習作として描かれたものであることはほぼ確実」で、両手や体つきはモナリザとほぼ一致するといいます。また顕微鏡による調査の結果、裸婦画は左上から右下に向かって描かれたことが判明。これは左利きの画家が描いたことを示しているそうです。1519年に死去した<ダビンチ>は、歴史上最も有名な左利きの画家です。

この裸婦画は今年、<ダビンチ>の死後500年を記念するコンデ美術館の特別展に出品される予定です。故<オマール公>の遺志により、所蔵作品の貸し出しは禁止されていますので、コンデ美術館のコレクションは、シャンティイでしか見ることが出来ないのが、残念です。
#ブログ #絵画

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