聖火リレーで使用されるトーチ@2020年東京オリンピック
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桜をモチーフにしたトーチは全長71センチ、燃料を含む重さも1・2キロにおさえ、年齢や性別、障がいの有無などにかかわらず多様なランナーの使用を考慮して製作されています。主な素材はアルミニウムで、全体の30%に東日本大震災被災地に建てられた仮設住宅の廃材が使用されています。
五輪の聖火は来年3月12日にギリシャのオリンピアで採火され、ギリシャ国内リレーを経てちょうど1年後の20日に宮城・航空自衛隊松島基地に到着。宮城、岩手、福島の東日本大震災被災3県で「復興の火」として展示された後、同26日に福島・Jヴィレッジから国内リレーをスタート。47都道府県を121日間で巡り、7月24日の開会式で聖火台に点火されます。
リレーは聖火ランナーと10数台の車両からなる「聖火リレー本体隊列」によって行われ、ルートは今夏ごろに発表される。聖火ランナーの走行距離は1人あたり約200メートルで2分程度。1日80~90人が目安で、全体で1万人程度になる。ランナーは今年の夏頃から都道府県実行委員会や聖火リレーのパートナーがそれぞれ公募、選考を行う。
この日はトーチとともに聖火リレーのエンブレムも発表。また、公式アンバサダーに柔道五輪3連覇の<野村忠宏>氏、パラリンピアンの<田口亜希>氏、女優の<石原さとみ>、漫才師の<サンドウィッチマン>が就任しています。発表を記念して、20日午後7時から22日まで、東京スカイツリーが五輪聖火リレートーチのカラー「桜ゴールド」にライトアップされます。