「大道芸人」を名乗り、国内外の路上で半世紀にわたり踊ってきた<ギリヤーク尼ヶ崎>(本名・尼ヶ崎勝見)さん(88・東京都)の米寿公演が5日、神戸市中央区の湊川神社でありました。
<ギリヤーク>さんは北海道函館市出身。1968年から街頭を舞台とし、89年に神戸で初公演。阪神・淡路大震災後は「祈りの踊り」を被災地でささげてきました。近年はパーキンソン病などを発症し、治療をしながら活動。神戸公演は4年ぶりとなります。
公演は、津軽三味線を弾く芸人をイメージした代表作「じょんがら一代」で幕開け。車いすで現れた<ギリヤーク>さんが立ち上がり、「イヤーッ」と気合を入れると、約200人の観客が一斉に拍手。新作「果たし合い」では、友人で俳優の<近藤正臣>さんから譲られた刀のつばを震える手で構え、ポーズを決めていました。
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