< 「メンダコ」の赤ちゃん(画像:沼津港深海水族館) >
静岡県沼津市の沼津港深海水族館が深海に生息する「メンダコ」の卵のふ化に成功しています。東京・葛西臨海水族園に続き国内2例目になります。生まれた赤ちゃんは体長約1センチ、オレンジ色がかった半透明で雌雄不明。バックヤードの水槽で飼育しており、一般公開は難しいそうです。
水族館が飼育していた「メンダコ」が昨年9月に計6個の卵を水槽内の岩に産卵。深海に似せた水温10度の飼育用水槽で卵を経過観察していたところ、5月5日朝、生まれたての赤ちゃんを発見しました。4日深夜から5日未明にかけ、ふ化したとみられています。産卵からふ化までの日数は通常のタコで2~3カ月、深海のタコで半年程度。ふ化期間8カ月が「メンダコ」で通常かどうかは不明だそうです。体長5ミリ以下のエビを与えていますが、食べた形跡はないといいます。
葛西臨海水族園の赤ちゃん「メンダコ」はふ化してから5日で死んでいますので、無事に大きく成長することを期待しています。
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