< 「青山剛昌ふるさと館」(画像:ウイキペディア) >
人気漫画・アニメの「名探偵コナン」(週刊少年サンデー:1994年5~)号の作者、<青山剛昌>(56)さんの出身地、鳥取県北栄町にある「青山剛昌ふるさと館」(鳥取県東伯郡北栄町由良宿1414)について、運営する町が新築移転を検討する委員会を発足させています。有識者らが今年度内に5回程度の会合を開き、町に提言します。
同館は2007年3月18日に開館、旧・大栄歴史文化学習館を改装してオープンした2階建ての施設。<青山>さんの幼少時代の資料、仕事場を再現したコーナー、作品の生原稿や貴重なグッズが展示されており、国内外のファンの「聖地」として人気があります。
2018年度の入館者は過去最多の16万1300人に上り、今年度は知名度が高まっている海外からの来訪も急増しており、さらに大きく伸びることが見込まれています。
一方、前身の施設がこれほど多くの入館者を見込んだ構造ではなかったため手狭で混雑しやすい上に、エレベーターを設置できないなどバリアフリーの面でも課題があります。そのため昨年に地元の観光・商工団体が町に新築移転や増築を求め、町が検討委員会を設立。本日11日に第1回の会合が開かれました。
町観光交流課によりますと、移転する場合の候補地は現在地から約700メートル南にある、飲食店などが並ぶ「コナンの家 米花商店街」の敷地内。同課は「面積が広く、他のコナン関連の施設や駅からも近くなるメリットがある」としています。
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