<安倍晋三>首相は6日、官邸で開いた新型コロナウイルス感染症対策本部会合で、香港発で近く日本に入港予定のクルーズ船「ウエステルダム号」に乗船している外国人について、入管難民法に基づく入国拒否を決定したと明らかにしています。 「船舶内で新型コロナウイルスの感染症を発症した恐れのある人が確認された」と説明しています。 「ウエステルダム号」は石垣島、那覇、長崎、福岡に寄港し、最終目的地の横浜に向かう予定でした 「ウエステルダム号」の乗客は1455人、乗員は802人です。 「ウエステルダム号」の入国拒否は7日午前0時から効力が発生します。首相は「今後も同種事案を認知した場合、速やかに同様の措置を取る」との方針を明らかにています。