神戸ご当地(1283)一般公開「ヴォーリズ六甲山荘」
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<W.M.ヴォーリズ>はアメリカで生まれ、日本各地で数多くの西洋建築を手懸けた建築家です。関西でも多くの作品を残し、神戸市内では「六甲山荘」のほか「フロインドリーブ」(旧神戸ユニオン教会)の設計も担当しました。
毎年春から秋にかけて一般公開される「六甲山荘」は、建築当初からの保存状況も良好で<ヴォーリズ>建築のなかでも建築的価値・希少性の高い建物。国登録有形文化財に加えて近代化産業遺産、兵庫の近代住宅100選に登録・選定されており、現在はアメニティ2000協会が保存・活用を行っています。
光を多く取り込むガラス張りのリビングルームや、アイロン台を壁に仕舞えるように工夫されたメイド部屋など、<ヴォーリズ>設計の細やかな配慮を感じることができる山荘となっています。
また、公開中は喫茶の利用も可能。風格のある食堂の中で飲み物と手作りのケーキ、ランチを楽しむこともできます。