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『ぶあいそうな手紙』@<アナ・ルイーザ・アゼヴェード>監督

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『ぶあいそうな手紙』@<アナ・...
ブラジル発の「手紙の代読と代筆」からストーリーが動きだす、可笑しくて温かい愛の物語としての話題作『原題:Aos Olhos de Ernesto』、『英語題:Through Ernesto’s Eyes』が邦題『ぶあいそうな手紙』として、2020年7月よりシネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショーされるのに先立ち、予告編が公開されています

予告編は、視力を失いつつある78歳の独居老人「エルネスト」が隣人の「ハビエル」と、糖尿病に関係あるグルコース値を自慢しあいながらチェスをするというユーモラスな場面から始まります。そして、「エルネスト」のもとに一通の手紙が届き、23歳のブラジル娘「ビア」に「手紙の代読と代筆」を頼むことから、その後のストーリーが展開していきます。

ブラジル・サンパウロ国際映画祭では批評家賞、ウルグアイ・プンタデルエステ国際映画祭では観客賞と最優秀男優賞を受賞し、伝統あるハバナ映画祭、リオデジャネイロ映画祭にも特別招待された作品です。

ブラジル南部、ポルトアレグレの街。「エルネスト」は78歳の独居老人。隣国ウルグアイからやって来て46年。頑固で融通がきかず、本が好きでうんちく好き。老境を迎え、ほとんど目が見えなくなりました。もうこのまま人生は終わるだけ。そう思っていたある日、一通の手紙が届きます。差出人はウルグアイ時代の友人の妻。「エルネスト」は、偶然知り合ったブラジル娘の「ビア」に手紙を読んでくれるように頼む。「手紙の読み書き」のため、一人暮らしの「エルネスト」の部屋に「ビア」が出入りするようになりますが、それは、彼の人生を変える始まりでした。ワケありの「ビア」、唯一心を許せる隣人「ハビエル」、昔の友人の妻「ルシア」、折り合いの悪い息子の「ラミロ」が摂り巻、心を正直に伝えられない「エルネスト」が最後に宛てた手紙の相手とは?

主人公「エルネスト」を演じるのは、東京国際映画祭グランプリで日本公開されたウルグアイ映画『ウィスキー』(2004年)に主演した名優<ホルヘ・ボラーニ>です。
その他、「ビア」に<ガブリエラ・ポエステル>、『僕と未来とブエノスアイレス』(2006年・監督:ダニエル・ブルマン )の<ホルヘ・デリア>、『ゴンザーガ~父から子へ~』(2012年・監督:ブレノ・シルべイラ )の<ジュリオ・アンドラーヂ>が出演しています。
監督は、<アナ・ルイーザ・アゼヴェード>が務め、脚本は、ラテンアメリカ映画史に残るキューバの名作『苺とチョコレート』(1993年・監督:トマス・グティエレス・アレア 、フアン・カルロス・タビオ )の原作者<セネル・パス>が脚本に協力<アナ・ルイーザ・アゼヴェード>と<ジョルジ・フルタード>が脚本を担当しています。
#ブラジル #ブログ #映画

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