マッドドラゴンの新種の顕微鏡写真(画像:九州大学)
九州大学の<山崎博史>助教(生物多様性研究)らのグループは15日、体に多くのとげを持ち、砂や泥に紛れて暮らす体長1ミリ未満の微小動物「マッドドラゴン」(動吻動物)の新種3種を沖縄県・伊江島の海底洞窟で発見したと発表しています。日本時間15日公開の英国際学術誌『Journal of the Marine Biological Association of the United Kingdom』(電子版)に掲載されています。
「マッドドラゴン」の新種はこれまでに世界で約300種が報告され、うち日本は今回の分以外で21種が報告されています。今回の新種3種は、
(A)「Echinoderes gama」の走査電子顕微鏡写真
(B)「Echinoderes kajiharai」の走査電子顕微鏡写真
(C)「Echinoderes uozumii」の光学顕微鏡写真。
<山崎>助教らが2015年4月、水深約30メートルの海底洞窟で採集した生物を顕微鏡で調べた結果、体長はそれぞれ約0.2~0.3ミリの新種3種が含まれていました。
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