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  • 372年ぶりの「夏至」の日の「日食」

372年ぶりの「夏至」の日の「日食」

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三重県二見浦。ここでは、夏至の... 三重県二見浦。ここでは、夏至の時期だけ大小仲良く並んだ夫婦岩の間から朝日が昇ります
本日21日は「夏至」です。昼の時間が1年で最も長い日です。夕方は、全国各地で「部分日食」 となります。梅雨の晴れ間の夕方に観察されてはいかがでしょうか。

「日食」とは、月が太陽の前を横切るため、太陽の一部(または全部)が隠される現象です。今回は、アフリカから北インド、中国、台湾にかけての地域では、月が太陽の中央を覆い、金環のように見える「金環日食」になります。日本では西日本ほど大きく欠け、沖縄では、深い部分食になります。

21日は「夏至」で、昼(日の出~日の入り)の時間が1年で最も長い日です。神戸では日の出時菊<4:46>、日の入り時刻<19:16>となっています。この時期は、梅雨の真っ盛り。昼の長さを実感しにくいことが多いのですが、部分日食と重なった今年は違います。梅雨前線は、本州の南に停滞するでしょう。長い時間、太陽が出ている所が多い見込みです。夕方は、広く部分日食が観察できるとおもわれます。日本で見られる「夏至」の日の「日食」はなんと、1648年以来、372年ぶりになります。次に見られる「夏至」の「日食」は、2802年とかなり先の出来事になります。

ただ、関東では、東の海上から湿った空気が流れ込み、雲が広がりそうです。とはいうものの、内陸など日が差す可能性も無きにしも非ず。沖縄は、梅雨明けしていますが、あいにく前線がかかります。沖縄本島では、雨や雷雨でしょう。先島諸島では、晴れ間がでる見込みです。「金環日食」に近い、深い部分食が観察できることでしょう。

次に日本で日食が見られるのは2023年4月20日です。14~15時頃に南西諸島や九州南部、紀伊半島などで部分日食が見られます。その後は2030年6月1日で、この時は北海道で「金環日食」、全国で「部分日食」が観測できます。
#ブログ #日食 #歳時記

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