2020年の成長率をマイナス4.9%@国際通貨基金
Jun
24
(IMF)は、大恐慌時の世界全体の成長率はマイナス10%程度と推計しています。(IMF)の統計でさかのぼれる1980年以降でマイナス成長だったのはリーマン・ショック直後の2009年(マイナス0.1%)しかなく、今回の不況は「類を見ない危機」となります。
(IMF)は今年後半に感染が収まり、経済が正常化するシナリオを描いていましたが、「今年前半の景気が見込みを超える打撃を受けた」と説明。サプライチェーン(部品供給網)の障害も響くとしています。
日本は2020年がマイナス5.8%と、4月から0.6ポイント下がっています。2月の景気後退入りが認定された米国はマイナス8.0%、感染被害が目立ったイタリアを含むユーロ圏はマイナス10.2%。いずれも(IMF)の統計では最悪となっています。