新型車両「17000系」(画像:東京メトロ)
東京メトロは11日、有楽町線・副都心線の新型車両「17000系」を東京都内の車両基地で報道陣に公開しています。車いすやベビーカーの利用客に優しい車両を追求。来年2月に営業を開始し、2022年度までに21編成180両を投入する予定です。
東京メトロによりますと、両線では2006年の「10000系」の導入以来、約14年ぶりの新型車両になります。丸みを帯びたヘッドライトが特徴で、車内は有楽町、副都心両線それぞれのラインカラーである金色と茶色を基調としたデザインになっています。連結部分のドアや座席横の仕切りには透明な強化ガラスを採用し、車内の開放感を高めています。
ドア出入り口の足元部分に約10度の傾斜をつけたほか、床面をこれまでより最大6センチ低くしてホームとの段差を縮め、車いすやベビーカーの利用客が乗りやすい構造になっています。全車両にフリースペースを設け、座席幅も3センチ拡大されています。
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