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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『キネマの神様』キャラクタービジュアル解禁

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『キネマの神様』キャラクタービ...
<沢田研二> (72)と<菅田将暉>(27)が主演を務め、2021年に全国公開予定の<山田洋次>監督の最新作『キネマの神様』のキャラクタービジュアルが解禁されています。映画に情熱を注ぐ主人公「ゴウ」を演じた<沢田研二>、その妻「淑子」役の<宮本信子>(75)、それぞれの若き日の姿を体現した<菅田将暉>と<永野芽郁>(21)が淡い光に包まれ、虹の架け橋によってつながっているかのようなビジュアルになっています

松竹の前身となる「松竹キネマ合名社」の設立、そして数々の名作を生み出した蒲田撮影所の開所を迎えた1920年から、今年で100周年を迎えた「松竹映画」。そんなメモリアルイヤーを記念した本作は、<山田洋次>監督(89)がメガホンをとり、人気小説家<原田マハ>の同名小説 『キネマの神様』 (2008年12月・文春文庫刊)を映画化しています。

無類のギャンブル好きで借金まみれの「ゴウ」は、妻「淑子」と娘「歩」にも見放されたダメ親父。そんな彼がたった一つだけ愛してやまないものは、「映画」でした。時はさかのぼり、若き日の「ゴウ」は助監督として撮影に明け暮れるかたわら、食堂の娘「淑子」に恋をし、映写技師「テラシン」とともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていました。しかし、「ゴウ」は初監督作『キネマの神様』の撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻となってしまいます。そして、事故から半世紀が経った2020年、『キネマの神様』」の脚本が出てきたことで、沈みかけていた「ゴウ」とその家族の運命が再び動き出します。

キャラクタービジュアルを彩る鮮やかな感光と背景が印象的です。感光とは、フィルムなどの物質が光を受けて反応し、化学変化を起こすことですが、登場人物たちの記憶の断片をフィルムに映し出しているかのような淡い光が差し込み、「ゴウ」と「淑子」の人生、それぞれの時を超える思いが凝縮されたような仕上がりとなっています。左下に映るベンチに座る人物は、さりげない「寅さん」へのオマージュかなと眺めておりました。
#ブログ #映画

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