茶道三千家の一つ、裏千家の菩提寺の大徳寺聚光院(京都市北区)において9日、千宗室家元の次男<敬史>氏(30)が、十七代目となる次期家元<千宗史>として「若宗匠」の格式を継承したことを知らせる「奉告献茶式」が開かれました。
献茶式は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため参加人数を減らして開催。故寛仁親王の長女<彬子>さまら関係者約90人が見守る厳かな雰囲気の中、<宗史>氏が濃茶を丁寧に練り、仏前に献茶しています。
<宗史>氏は1990年、京都市生まれ。2013年に立命館大法学部を卒業後、裏千家茶道の普及に取り組む一般財団法人今日庵理事や、一般社団法人茶道裏千家淡交会副理事長に就任しています。
前日の8日には、今日庵の利休御祖堂で格式宣誓式に臨み、十六代目<宗室>家元から「宗史」の茶名と歴代が受け継ぐ密参箱などを授かった。また、ゆかりの<九條道成>明治神宮権宮司から「丹心斎」の斎号を贈られています。
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