『この世界に残されて』@<バルナバーシュ・トート>監督
Nov
20
ナチス・ドイツによって約56万人ものユダヤ人が殺害されたと言われるハンガリー。本作では、ホロコーストを生き延びたものの家族を失った16歳の少女「クララ」が寡黙な医師「アルド」と出会い、年齢差を超えて心を通わせた2人が、人生を取り戻すさまが描かれています。
「クララ」を演じたのは、これが映画初主演となる<アビゲール・セーケ>。<カーロイ・ハイデュク>が医師「アルド」に扮し、ハンガリーアカデミー賞およびハンガリー映画批評家賞で最優秀男優賞を受賞しています。
これまで主に短編映画を手がけてきた<バルナバーシュ・トート>が監督を務め、第67回ベルリン国際映画祭(2017年2月19日)で金熊賞に輝いた 『心と体と』 (2017年・監督: エニェディ・イルディコー)の製作を担当した<モーニカ・メーチ>と<エルヌー・メシュテルハーズィ>が製作を手がけています。