『約束の宇宙』@<アリス・ウィンクール>監督
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セザール賞で<エヴァ・グリーン>が主演女優賞にノミネートされ、サンセバスチャン国際映画祭では審査員特別賞を受賞した本作。宇宙へ行くことを夢見て日々訓練に励み、“Proxima(プロキシマ)”と名付けられたミッションクルーに選ばれた「サラ」と、7歳の娘「ステラ」の絆が描かれます。
クルーに選ばれ大喜びの「サラ」でしたが、約1年も娘と離ればなれになることに。母の旅立ちを前に、「ステラ」は「打ち上げ前に2人でロケットを見たい」と言います。
「サラ」を<エヴァ・グリーン>が演じ、「ステラ」には約300人の中からオーディションで選ばれた<ゼリー・ブーラン・レメル>が扮しています。「サラ」と同じミッションに参加する宇宙飛行士役で『ハウス・ジャック・ビルト』(2018年・監督: ラース・フォン・トリアー)の<マット・ディロン>、親子を温かく見守るカウンセラー役で『ありがとう、トニ・エルドマン』(2016年・監督: マーレン・アデ)の<ザンドラ・ヒュラー>、「サラ」の元夫役で『パーソナル・ショッパー』(2016年・監督: オリヴィエ・アサヤス)の<ラース・アイディンガー>も出演。 『裸足の季節』 (2015年)で監督の<デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン>とともに脚本を手がけた<アリス・ウィンクール>(44)が監督を務めています。
また音楽は<坂本龍一>(68)が担当。撮影は欧州宇宙機関(ESA)全面協力のもと、ドイツ、ロシア、カザフスタンの宇宙関連施設で行われました。宇宙でのミッションを遂行するため、隔離された施設でストイックに訓練に勤しむ人々のリアルな姿が捉えられています。