『勇気ある追跡』<ヘンリー・ハサウェイ>監督@NHK BS プレミアム
Jan
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<チャールズ・ポーティス>の小説を『5枚のカード』の<マーゲリット・ロバーツ>が脚色、『サハリ!』の<ヘンリー・ハサウェイ>が監督した西部劇です。撮影は『エルダー兄弟』の<ルシエン・バラード>、音楽は<エルマー・バーンスタイン>、美術は<ウォルター・タイラー>が担当しています。出演は、歌手の<グレン・キャンベル>、<キム・ダービー>、<デニス・ホッパー>、<ジェフ・コーリー>、<ロバート・デュバル>などです。
1880年代のアーカンソン州。マティ(キム・ダービー)は両家の子女にも似ず、気の強い、だが、かわいい少女でした。そんな彼女の父親が、雇人の「トム」に殺されます。「マティ」はためらわず復讐を決意。といっても、1人では、とても無理。そこで雇ったのが大酒飲みで片目の「コグバーン」(ジョン・ウェイン)と、若くてハンサムなテキサス・レンジャーの「ラ・ボーフ」(グレン・キャンベル)です。3人は、個性の強いがゆえ、追跡は平和な道中ではありません。特に男2人は反揆し合い、ののしり合います。
インディアン地区で、「マティ」が「トム」に捕まえられた。助け出したのは「ラ・ボーフ」。そこへ現れた「コグバーン」。馬に乗り、手綱をくわえ、拳銃を乱射しながら一味の中へ。だが「ラ・ボーフ」が「トム」に撃たれ、瀕死の重傷。その情景を見た「マティ」が、「トム」に銃を撃ちます。しかしながら慣れない銃の扱い。反動で、ガラガラ蛇のいる穴に落ちてしまいます。「コグバーン」は「トム」を殺し、毒蛇にかまれた「マティ」を助け出します。