29日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前週末比207円82銭(0.71%)高の2万9384円52銭で取引を終えています。
前場では、日経平均株価は前営業日比307円87銭高の2万9495円45銭となり、3日続伸。前週末の米国株式市場が上昇したことを受け、好地合いを引き継いだ形でした。
日経平均は18日の戻り高値3万0485円00銭から、24日安値2万8379円06銭まで押した幅の半値戻し(2万9432円03銭)を達成しています。29日は3月期末の権利付き最終売買日とあって、配当権利取り狙いの買いも入りやすく上昇要因になったようです。
市場では「半値戻しは全値戻しという格言があり、大引けでこの水準を保てるかどうかが注目されていたと思いますが、午後からの後場に入って値動きが荒くなりました。13時前に400円超上昇したあと14時過ぎ以降に急速に伸び悩み、一時は2万9200円と前週末終値(2万9176円)に接近しました。米投資会社のアルケゴス・キャピタルの取引に関連した金融機関の損失が相場を混乱させるとの警戒感がにわかに広がり、運用リスクを回避する目的の売りが出たようです。
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