神戸：ファルコンの散歩メモ

米経済誌『フォーブス』がⅥ日発表した２０２１年版の世界長者番付で、米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コム創業者の＜ジェフ・ベゾス＞氏が４年連続で首位となっています。資産総額は１７７０億ドル（約１９兆４０００億円）と、前年から６４０億ドル増えています。

２位は米電気自動車メーカー、テスラの＜イーロン・マスク＞最高経営責任者（ＣＥＯ）で１５１０億ドル。前年の３１位から急上昇しました。アマゾン、テスラの株価が上伸し、両社トップの個人資産が膨らんだ形です。
３位は高級ブランド「ルイ・ヴィトン」を擁する仏ＬＶＭＨ（モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）の＜ベルナール・アルノー＞会長。４位は米マイクロソフト創業者の＜ビル・ゲイツ＞氏、５位には米フェイスブックの＜マーク・ザッカーバーグ＞ＣＥＯが入り、ＩＴ関連企業の創業者が上位に並んでいます。

日本人トップはソフトバンクグループの＜孫正義＞会長兼社長。４５４億ドルで２９位でした。カジュアル衣料品店ユニクロを展開するファーストリテイリングの＜柳井正＞会長兼社長（４４１億ドル）が３１位で続いています。

新型コロナウイルス禍に見舞われる中、資産総額が１０億ドル（約１１００億円）以上の「ビリオネア」を超える富豪の数は前年比６６０人増の２７５５人と過去最高を更新しています。