神戸：ファルコンの散歩メモ

２６日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、午後から小幅安での推移が続き、終値は前週末比６１ドル９２セント（０．１８％）安の３万２９８１ドル５７セントで取引を終えています。

今週は株式市場への反映材料が目白押しの週で、本日はその内容を見極めたい雰囲気も出ていたようです。

各企業の決算報告ですが、ＩＴ・ハイテクや産業など主要企業の決算発表が集中し、Ｓ＆Ｐ５００企業の約３分の１が週内に発表を予定されています。Ｓ＆Ｐ５００企業の約２５％が先週までに発表を終えていますが、その８４％が１株利益が予想を上回り、７７％が売上高が予想を上回っています。もし、８４％の水準を維持できれば、リーマンショック後の２００８年以来の高水準となります。

また、今週は連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）が開催され２８日に結果が発表されます。これまでとスタンスに変更はなく、インフレ上昇は一時的とし、慎重姿勢を堅持するものとみられています。

さらに、水曜日の議会合同会議で＜バイデン＞大統領の「アメリカの家族計画」が公表されます。労働者教育と家族支援を目的とした１．８兆ドル規模の対策が打ち出される予定です。