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- ダウ平均株価(5月25日)@終値3万4312ドル46セント
25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反落して、前日比81ドル52セント(0.24%)安の3万4312ドル46セントで取引を終えています。
米国の経済活動の正常化期待やビットコインの下げ止まりを受けて買いが先行、一時は3万4500ドルを超えていましたが、前日までの続伸でダウ平均は過去最高値に近づき、このところ値持ちが良かった景気敏感株を中心に短期的な利益確定売りに押された形です。
銀行株にとっては米長期金利が(1.5%)台半ばに下げたのも売り材料になり、米景気回復の進展を背景に、連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和の縮小を始める時期が早まるのではないかとの警戒感が根強いことも、相場の重荷となりました。
米調査会社カンファレンス・ボードが発表した5月の消費者信頼感指数は(117.2)と4月(117.5)から小幅に低下し、市場予想も下回っています。消費者心理の改善が一服したのも景気敏感株の重荷となったようです。
ただ、相場の下値は堅く、バイオ製薬のモデルナは25日、12~17歳を対象とした新型コロナワクチンの臨床試験で高い有効性を確認した発表しています。ワクチン普及が追い風になる旅行・レジャー関連株が買われ、相場を支えたようです。
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