遺体を棺に納めるか〈納棺師〉という職業を通して、様々な死と向き合い人生をみつめる『おくりびと』が、2008年9月13日より松竹配給で全国にて公開されます。
ひょんなことから納棺師の見習いとなった元チェリストの「大悟」は、妻の「美香」には冠婚葬祭の仕事とごまかして働いていました。日々とまどいながらも様々な死と出会い成長していく「大悟」と、それを見守る「美香」を<本木雅弘>と<広末涼子>が演じています。監督は、<滝田洋二郎>が務めています。
この納棺師のひたすら美しい死の儀式は、一度でも親しい者を出棺した過去がある人なら、涙なくしては見れません。藤沢周平文学でおなじみの山形・庄内地方の移り変わる四季の自然が表情豊かで、美しい映画です。
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