画家<フィンセント・ファン・ゴッホ>(1853年30日 ~1890年7月29日)が描いたスケッチ画が、新たに発見されています。疲れ切った様子の老人男性を描写したもので、ファン・ゴッホ美術館(オランダ・アムステルダム)が16日、初公開しました。
同美術館によりますと、発見されたのは、「『疲れ果てて』の習作(Study for Worn Out)」。<ゴッホ>の画家活動早期の1882年11月に描かれたものです。
鉛筆によるスケッチ画で、「フィンセント(Vincent)」のサインがあるようです。
ベストとズボンを身に着け、ブーツを履いた高齢の労働者が、木製のいすに座って頭を抱えている姿を描いています。
わずかに異なる作品『疲れ果てて』」(Worn Out)の基となるスケッチ画だったとみられています。<ゴッホ>は後から描いた『疲れ果てて』のほうが気に入っていたといいます。同作品はファン・ゴッホ美術館が所有しています。
初公開されたスケッチ画は、オランダのある一家が100年以上、個人的に所有してきたといいます。所有者に返される来年1月2日まで、一般に公開されています。
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