経営危機に陥っている中国不動産開発大手「中国恒大集団」による不動産管理子会社の株式売却が保留になったと報道されています。同社は米ドル建て社債の利払いが滞っており、依然としてデフォルト(債務不履行)懸念が高まっている情況のままです。
「恒大集団」は傘下の恒大物業集団の株式(51%)を不動産開発会社の合生創展集団に約200億香港ドル(約2900億円)で売却する方向で交渉を進めていますが、3社が上場する香港証券取引所は売却を認めているものの、「恒大集団」の事業再編を監督する広東省政府の承認が得られていないといいます。
また、海外債権者の一部も売却に反対しているとされています。
「恒大集団」は9月23日以降、ドル建て社債の利払いを3回にわたって見送っており、未払い額は計2億7900万ドル(約320億円)に達しています。支払期日から30日以内に利払いができなければデフォルトとなります。
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