14日、米製薬大手ファイザーは新型コロナウイルス感染症に対する飲み薬として開発中の「パクスロビド」が、重症化リスクの高い患者の入院や死亡を9割減らす効果を臨床試験の最終結果で確認したと発表しています。 また、初期段階の研究に基づき、新たな「変異株(オミクロン)」についても「効果が見込める」と表明しましたが、詳しいデータは明らかにせず、引き続き確認を進めるとしています。 「パクスロビド」は、細胞に侵入したウイルスが自分のコピーを作る過程を邪魔する薬。同社は米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請しており、今回のデータも提出したといいます。