欧州議会はフランス東部ストラスブールで開いた本会議で、11日に急逝した<ダヴィド・サッソリ>議長(65)の後任として、マルタの<ロベルタ・メツォラ>(43)を賛成多数で選出しています。
<ロベルタ・メツォラ>は史上最年少の議長となります。また、女性の議長就任は約20年ぶりで、<シモーヌ・ヴェイユ>(フランス)、<ニコル・フォンテーヌ>(フランス)に続いて3人目となります。
中道右派の欧州人民党(EPP)メンバーの<ロベルタ・メツォラ>は、中絶反対派である一方で、 LGBT(性的マイノリティー)の権利擁護派を自称しています。カトリック教徒が多いマルタはEU加盟国の中で唯一、中絶を全面的に禁止していますが、<ロベルタ・メツォラ>は、性と生殖に関する健康について、自分の見解よりも欧州議会の見解を示していくと主張しているようです。
<ロベルタ・メツォラ>の欧州議会議長就任で、欧州委員会の<フォン・デア・ライエン>委員長、欧州中央銀行(ECB)の<クリスティーヌ・ラガルド>総裁と、EU(欧州連合)のトップの役職に就く女性は3人となりました。
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