日経平均株価(2月24日)@終値2万5970円82銭
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(1月27日)に付けた「2万6170円30銭」を下回って昨年来安値を更新し、2020年11月20日以来、1年3カ月ぶりの安値となっています。5日続落するのは2021年(9月27日)~(10月6日)に8日続落して以来。ウクライナ情勢をめぐる地政学リスクが一段と強まったのを嫌気した売りが優勢でした。ロシア軍の攻撃開始が伝わると一段安となり、下げ幅は一時670円まで拡大しています。
ロシアがウクライナ東部で親ロシア派の実効支配する地域の独立を承認して派兵を決定。ウクライナ問題の外交的解決の糸口になるとみられていた米ロの外相会談や首脳会談が22日に相次いで撤回されたのを受け、祝日明けの東京市場では朝方から運用リスクを回避したい投資家の売りが輸出関連株を中心に優勢でした。
昼すぎにはロシア軍がウクライナの軍事施設へミサイル攻撃を開始したと伝わり、後場には下げ足を速めて日経平均株価を下押ししています。