『三度目の、正直』@<野原位>監督
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監督・脚本は映画監督の<野原位(ただし)>さん。1983(昭和58)年栃木県生まれの<野原位>さんは2009(平成21)年東京藝術大学大学院映像研究科監督領域を修了。共同脚本・プロデューサーを担当し、神戸で撮影した映画『ハッピーアワー』(2015年・監督:濱口竜介)は、第68回ロカルノ国際映画祭脚本スペシャルメンションとアジア太平洋映画賞脚本賞を受賞しています。共同脚本として映画『スパイの妻』(2020年・監督:黒沢清)にも<濱口竜介>とともに参加しています。
「当たり前の日常を生きるすべての人々に贈る人生賛歌」として、<野原位>さんが監督した劇場デビュー作となる長編作品『三度目の、正直』は、第34回東京国際映画祭コンペティション部門に出品されています。
主演は『ハッピーアワー』で俳優デビューした<川村りら>さん(月島春 役)で、共同脚本も担当。同作には<川村りら>さんをはじめ、<出村弘美>さん(月島美香子 役)、<川村知>さん(月島生人/樋口明 役)、<田辺泰信>さん(野田宗一朗 役)、<謝花喜天>さん(大藪賢治 役)など、『ハッピーアワー』と共通したキャストを起用しているほか、神戸出身のラッパー<小林勝行>さん(月島毅 役)が俳優に初挑戦しています。