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- ダウ平均株価(4月12日)@終値3万4220ドル36セント
12日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりましたが、引けにかけて続落し、前日比87ドル72セント安の3万4220ドル36セントと、ほぼ1カ月ぶりの安値で取引を終えています。
朝方発表の3月の米消費者物価指数(CPI)で変動の激しい食品とエネルギーを除くコア指数の伸び率が市場予想を下回りました。過度なインフレ懸念が薄れ、発表後に米長期金利は一時、(2.69%)と前日終値比(0.09%)低下(債券価格は上昇)しました。相対的な割高感が意識されていた高PER(株価収益率)のハイテク株を中心に買いがはいりました。
3月の(CPI)は前月比(1.2%)上昇し、伸び率は市場予想(1.1%)をやや上回っています。一方、コア指数の伸びは(0.3%)と市場予想(0.5%)を下回り、2月(0.5%)からも低下しました。物価モメンタムを図る上で注目されるコアベースが前月比で低下し、インフレ加速への警戒が和らぎました。
米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めペースを速めるとの見方が広がっていただけに、発表を受けて株式に買い材料になりましたが、インフレの高止まりに伴い、米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを積極的に進める状況は変わらないとの見方が次第に広がり、売りに押される展開になっています。
ハイテク株主流のナスダック総合株価指数は、前日比40.384ポイント下げ、1万3371.572で終わっています。
S&p500種は、前日比 15.08ポイント下げ4397.45で終えています。
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