最初遠目に観たときはお尻の突起で、ハサミムシ目(革翅目)の「ハサミムシ」かなと思いましたが、はさみの部分が細い感じがしてよく観ますと、昆虫記初めての登場となります甲虫目ハネカクシ上科ハネカクシ科コガシラハネカクシ属 に属する昆虫で【コガシラハネカクシ】でした。
「ハネカクシ」は、大部分の種で頭部・胸部の下あたりにある上翅(鞘翅)が非常に小さく、後翅はその下に小さく巧みに折りたたまれているため、腹部の大部分が露出しており、一見すると短翅型の「ハサミムシ」や「アリ」のような翅のない昆虫に見えます。しかし実際にはほとんどの種類が機能的な後翅をもっていて、必要に応じてそれを伸ばしよく飛翔します。着地後は再び後翅をたたみ隠し、もとの翅の無いかのような姿に戻ります。これが「翅隠し」とよばれる由来です。
非常に種類が多いことで有名で、1科に含まれる種数の多さでは動物界全体から見てゾウムシ科(種名のあるものだけで日本で1000種以上、全世界では約6万種)に次ぐと言われています。世界には数千属に属する5万8000種以上が知られていますが、実際には10万種以上あるとも言われ、日本国内だけでも数百種の未記載種がいる可能性が高いとのことです。
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Posted at 2022-05-18 09:14
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Posted at 2022-05-18 13:01
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