出向いていますデイケア施設では毎月、歳時記に合わせたテーマでご婦人方が折り紙や貼り絵などを用いて共同制作の作品を制作されています。
今回は、掲示板の隅の角に「かたつむり」が、3匹登場していました。いつもなら大きな紙の台紙に作成されていますが、今回は何となく6月分の前宣伝での小出しではないかなと、眺めておりました。
<松尾芭蕉>に、「かたつぶり角ふりわけよ須磨明石」と神戸の地を読んだ句があり、施設の南側にある旗振り山・鉢伏山を超えた海側にある須磨浦公園内に句碑が建っています。
『源氏物語』の「須磨の巻」では「あかしの浦ははひわたるほどなれば云々」、すなわち須磨と明石の間は這って渡れる程に近い距離だという記述があり、「カタツムリ」の二本の角、須磨と明石が「這いわたる」ほどの距離であれば、お前の角で片方は須磨、もう一方は明石を指し示してみよ、というのです。
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Posted at 2022-05-17 01:54
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Posted at 2022-05-17 02:07
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