ダウ平均株価(5月16日)@終値3万2223ドル42セント
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朝方発表の5月のニューヨーク連銀製造業景況指数が大幅に低下し、景気への懸念が改めて強まっています。前週末の13日に反発が目立ったハイテク株も売り直されています。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も3営業日ぶりに反落して始まっています。同指数は13日には(3.8%)高と急伸していました。
製造業景況指数は「マイナス11.6」と4月の「24.6」から悪化し、市場予想「16.5」も下回っています。ゴールドマン・サックスが15日付のリポートで2022年と2023年の米経済成長率の見通しを下方修正するなど、インフレと金融引き締めで景気減速するとの見方が広がっています。
中国・上海市が6月に都市封鎖を解除する方針を示したのを受け、石油株が買われ米原油先物相場がほぼ2カ月ぶりの高値を付けています。ディフェンシブ株の一角も上げています。ダウ平均は前週まで7週連続で下げており、押し目買いも出ています。
終値は小幅に続伸し、前週末比26ドル76セント高の3万2223ドル42セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、前週末比142.211ポイント安の1万1662.791で終えています。