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- ダウ平均株価(7月12日)@終値3万0981ドル33セント
12日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価はもみ合いで始まり、このところ下げが目立っていた景気敏感株の一角に押し目買い入っています。もっとも、中国で新型コロナウイルスの感染が再拡大し、消費や企業活動に悪影響が出るとの懸念は強く、13日の6月の米消費者物価指数(CPI)の発表を見極めたい投資家も多く、買い一巡後は売りに押される場面もありました。
中国では各地で行動規制が広がり、12日の中国・上海株は(1%)下げています。欧州ではロシアの天然ガス供給停止によるエネルギー価格の上昇が消費を冷やすとの警戒感が根強く、「1ユーロ=1ドル」の「パリティ割れ」になり、景気不安は世界で広がっています。
景気敏感株の一角に押し目買いが入り、航空機のボーイング、工業製品・事務用品のスリーエム(3Ⅿ)が高い一方で、原油安で石油のシェブロンが安く、顧客情報管理のセールスフォースが(5%超)下げる場面があり、ダウ平均の重荷になっています。
終値は3日続落し、前日比192ドル51セント(0.62%)安の3万0981ドル33セントで取引を終えています。
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