30日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日ぶりに反発して始まりました。
ダウ平均株価は前日までの2日間で1200ドル近く下げており、自律反発を期待した買いが先行していますが、米金融引き締めが長期化するとの観測は引き続き重荷で、相場の上値を抑えています。
前週末26日の(ジャクソンホール会議)の講演で<パエウル>米連邦準備理事会(FRB)議長がインフレ抑制を最優先する姿勢を示しています。金融引き締めが長引き、米景気を悪化させるとの警戒感は強く傾いています。米景気を冷やすとの懸念が重荷となり、景気敏感株を中心に幅広い銘柄に売りが優勢となりました。
終値は3営業日続落し、前日比308ドル12セント(0.96%)安の3万1790ドル87セントで取引を終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3営業日続落し、前日比134.533ポイント安の1万1883.136でした。
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