『萌えの朱雀』・『殯の森』の<河瀬直美>監督が、<坂東眞砂子>の 『逢はなくもあやし』を基にした、『万葉集』の地・奈良県飛鳥地方を舞台に、祖父母の時代に果たされなかった思いを受け継ぐかのように生きる男女、「拓未」と「加夜子」の姿を描く『朱花(はねづ)の月』が、2011年9月3日より公開されます。 古代より神が宿るとされる大和三山(畝傍山、耳成山、香具山)など、奈良の奥深く美しい歴史を背景に、人間が「生きる」ということの意味を問います。 主演は、本作が長編映画の本格デビューとなる<こみずとうた>が「拓未」と、『ヘヴンズストーリー』などに出演しモデルとしても活躍する<大島葉子>が「加夜子」を演じ、 <明川哲也>、<麿赤兒>、<小水たいが>、<樹木希林>ほかが出演しています。