『トム・ホーン』@NHK-BSプレミアム
Jan
12
20世紀初頭の西部。かつて賞金稼ぎとして名を馳せた「トム・ホーン」(スティーブ・マックイーン)は、老いを感じる年齢となり、ワイオミング州のハガービルで牛泥棒を始末する仕事を請け負います。
しかし、昔ながらの早射ちで泥棒たちを射殺していく「トム」を、町の人々は冷酷な殺人者と見なし、敬遠します。「トム」は、小学校に勤める女教師の「グレンドレーネ」(リンダ・エヴァンス)と恋仲になりますが、「グレンドレーネ」も、生き方を変えない「トム」から離れてしまいます。
そんな折、ハガービルの町で、14歳の少年が無残に射殺される事件が起こります。目撃者はいませんが、犯人は200 m離れた位置から、ライフルで命中させる腕を持っていまし。「トム」の名声を妬む連邦保安官の「ジョー・ベル」(ビリー・グリーン・ブッシュ)は、「トム」を罠にはめ、「トム」が犯行を認めたと言い立てます。
製作総指揮は、撮影中に悪性の中皮腫と診断され最後の西部劇となりました<スティーヴ・マックィーン>、<トム・ホーン>自らが書いた自伝を基にトーマス・マックグァーンとバッド・シュレイクが脚色、監督は<ウィリアム・ウィヤード>が務めています。