東京・渋谷のシンボルとも言われた「東急百貨店本店」(東京都渋谷区)が、1月31日に閉店し、約55年の歴史に幕を下ろしています。地域の再開発に伴うもので、2027年度に商業施設やホテルが入る高層ビルに生まれ変わります。
同店は1967(昭和42)年11月、区立大向小学校が移転した跡地に開業しました。
また、美術館やホールなどからなる複合施設「Bunkamura」を併設していました。
「東急百貨店本店」の跡地には、2027年度の竣工を目指し複合施設が建設されます。地上36階 地下4階で、高さは164.8m。「Bunkamura」を含み延床面積は11万7000平方メートルです。リテール、ホテル、賃貸レジデンスを有します。東急グループは「Tokyo's Urban Retreat」というコンセプトのもと、松濤の静謐な住宅地、独自のカルチャーが息づく〈奥渋エリア〉の結節点において、安らぎと寛ぎを提供するとしています。
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