神戸地方気象台は、神戸市のサクラの開花や満開を発表するための目安としてきた標本木について、花が咲かなくなってきたとして別の木に変更することになりました。
神戸市灘区の王子動物園の入り口を入ったところにある、樹齢およそ70年の「ソメイヨシノ」は、およそ20年にわたって、毎年3月から4月にかけて神戸市のサクラの開花や満開を発表する目安となる標本木の役割を果たしてきました。
しかし、木の一部分の花が咲かなくなってきたため、気象台はおよそ80メートル離れた園内の別の木を標本木に変更することを決めました。新たな標本木は、樹齢およそ40年の「ソメイヨシノ」で、3年間にわたって気象台が観測を行った結果、選ばれたということです。
2月1日、気象台の職員が動物園を訪れ、小雨が降る中、スコップやつるはしを使って標本木を示すために木の根元に立てられた標準木の看板を掛け替える作業を行いました。ことしのサクラの開花について、民間気象会社の「ウェザーマップ」は平年より1日早い3月26日、「日本気象協会」は平年より3日遅い3月30日と予想しています。
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Posted at 2023-02-01 17:55
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Posted at 2023-02-01 23:39
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