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- 金熊賞『オン・ジ・アダマント』@第73回ベルリン国際映画祭
ドイツで開かれていました第73回ベルリン国際映画祭で25日夜(日本時間26日未明)、コンペティション部門(19作品)の授賞式が行われ、金熊賞にフランスと日本の共同制作されましたフランスの<ニコラ・フィリベール>監督の『オン・ジ・アダマント』が選ばれています。
『オン・ジ・アダマント』は、日本の映画配給会社「ロングライド」が共同プロデュースをし、パリ中心部セーヌ川に浮かぶ、精神に障がい持つ人々を受け入るデイケアセンターの日々を描いています。自主性を重んじ、絵画や音楽、詩など自らを表現することで癒しを見出していく患者たち、彼らに寄り添って働く看護師・職員らを優しい眼差しで捉えているドキュメンタリーです。日本では来年公開予定です。
日本から出品されていました<新海誠>監督のアニメーション作品『すずめの戸締まり』の受賞はなりませんでした。
『すずめの戸締まり』は、東日本大震災の記憶を抱える高校生の「鈴芽」が、災いの元となる〈扉〉を閉じるために日本各地の廃虚をめぐる物語。日本アニメがコンペティション部門に選ばれるのは、2002年に金熊賞を受賞した<宮﨑駿>監督の『千と千尋の神隠し』以来、21年ぶりのことで、注目されていました。
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