ダウ平均株価(3月8日)@終値3万2798ドル40セント
Mar
8
米連邦準備理事会(FRB)の利上げ加速を警戒して前日に「574ドル98セント」下落しています。自律反発を見込んだ買いが入っている半面、10日発表の米雇用統計など経済指標を見極めたい流れがあり、上値は伸びていません。
前日の(FRB)の<パウエル議長>の米上院での証言を受け、市場では21~22日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を(0.5%)に広げるとの観測が強まっています。(FRB)の利上げ再加速を織り込み、米2年物国債利回りは(5.08%)に上昇する場面がありました。
8日朝に雇用サービス会社のADPが発表した全米雇用リポートは、非農業部門雇用者数が前月比24万2000人増と市場予想(20万5000人増)を上回っています。労働市場の逼迫が賃金インフレを招くリスクが改めて意識されています。
終値は、前日比58ドル06セント(0.18%)安の3万2798ドル40セントで終えています。
ナスダック総合指数は、45.67 ポイント(0.40%)高の1万1576.00でした。また S&P500種は、5.64 ポイント(0.14%)高の3992.01でした。