ニューヨーク時間の終盤に入ってドル円は「1ドル=134円台半ば」での推移が続いています。きょうも為替市場はニューヨーク時間に入ってドル買い戻しが強まり、ドル円は「1ドル=134円台半ば」まで上昇。米国債利回りも上昇し、ドル円の買い戻しを後押ししています。
きょうの2円を超える円安で強い上値抵抗が観測されていました「134円」の節目を突破。リバウンド相場の予兆も期待される動きですが、目先は「135円」が上値メドとして意識され始めています。
先週までの米経済指標を受けて、市場は(FRB)の利上げに対して若干強気になっているようです。5月(FOMC)での(0.25%)ポイントの利上げを確実視しているほか、6月も利上げが実施されるのではとの観測を織り込む動きが一部出ています。ただ、いまのところ短期金融市場では、6月利上げの確率は20%程度と予想されています。
銀行問題がいまのところ落ち着いている中、(FRB)は従来通りのタカ派姿勢を温存するのではとの見方があります。短期金融市場では年内利下げ期待が後退しており、先日までは早ければ夏以降にもとみられていた利下げ期待を秋以降に後退させています。
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