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- 新型コロナウイルス「緊急事態」の終了を宣言@世界保健機関
5月5日、世界保健機関(WHO)の<テドロス事務局長>は、新型コロナウイルスに関する「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を終了する、と発表しました。
4日に開催されました専門家委員会の勧告を受けたもので2020年1月30日に出された緊急事態宣言は3年3か月で終了しました。
理由について<テドロス事務局長>は、ワクチンや感染により免疫を持つ人が増え、死亡率が低下したことなどを挙げました。一方、ウイルスは変異を続けていることから「世界的な健康上の脅威が終わったわけではない」と強調しています。
3日までに(WHO)に報告されました世界の感染者は累計7億6500万人を超え、死者は692万人余り。ワクチン接種は延べ133億回に達しています。未報告を含む実際の死者数は、(WHO)の集計をはるかに上回っているとみられ、<テドロス事務局長>は「(報告の)数倍で、少なくとも2000万人」に上るとの見方を示しています。
一方、今年に入って感染者・死者は大きく減少。4月末までの28日間の感染者数は、直前の28日間に比べ(17%減)の約280万人、死者数は(30%減)の約1万7000人でした。
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