今年の読書(31)『SWITCH Vol.41 No.6』(スイッチ・パブリッシング)
May
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同号では「特集『怪物』が描くもの」と題し、<是枝裕和>が監督、<坂元裕二>が脚本、故<坂本龍一>さんが音楽を担った映画『怪物』が特集されています。巻頭には、同作に主要キャストとして出演した<安藤サクラ>の撮り下ろしフォトストーリーのほか、彼女が出演に至った過程や撮影現場について語るインタビューが収録されています。
また、<是枝裕和>へのロングインタビューでは、初タッグを組んだ<坂元裕二>が過去に手がけたドラマから好きな5作品を挙げて魅力を伝える記事も掲載されています。
また<永山瑛太>が<是枝裕和>と<坂元裕二>の〈すごみ〉を語るインタビューや、物語の軸となる2人の青年を演じた<黒川想矢>と<柊木陽太>、同作の企画・プロデュースを務めた<川村元気>と<山田兼司>のインタビューも収められています。
2023年6月2日より全国で公開される『怪物』では、ある郊外の学校で起きた子供同士の喧嘩が、大人や社会、メディアを巻き込んで大事になり、嵐の朝、子供たちが忽然と姿を消す様子が描かれています。シングルマザーの「早織」を<安藤サクラ>、教師「保利」を<永山瑛太>、早織の息子「湊」を<黒川想矢>、湊の同級生「依里」を<柊木陽太>が演じています。